あそぶ!天才プログラミングの学校学習内容

  1. 身につく力
  2. なぜ「あそぶ!」なの?
  3. STEAM学習とは?
  4. 次世代教育とは?
  5. 教材について

2030年に必要とされる
新たな能力を育む次世代教育とは

理数系、芸術系分野に強い人材を多く育成しよう

2015年に野村総研が発表した調査資料によると、10~20年後、 日本の労働人口の約49%が就いている職業はAIやロボットによって代替される可能性が高いとされています。

科学技術の進化よって社会は急速に変化し、社会に必要とされる人材も変化しています。 全世界でエンジニア(理数系人材)やデザイナー(芸術面に強い人材)は不足しており、 理数系、芸術系分野に強い人材を多く育成しようという機運が非常に盛り上がっています。

非認知能力とは
"10~20年後、ホワイトカラーは
AIやロボットに代替される"2015年野村総研調査資料

ホワイトカラーから
ナレッジワーカーへの進化

現在の先進国でホワイトカラーが従事するルーチン・ワークの大半が、今ではコストの安いアジア諸国に代替されつつあり、 先進国のホワイトカラーはナレッジ・ワーカー(知的労働者)へと進化し、新たな能力を身につける必要に迫られています。

一昔前、ブルーカラー労働者がロボットに職を奪われました。今のホワイトカラー労働者も同じ影響を受け始めています。 コンピューターが代替できない能力を身につけなければ、淘汰される時代になったのです。

非認知能力とは
"「左脳主導思考」から「右脳主導思考」への進化" アルゴア副大統領主席スピーチライター ダニエル・ピンク氏

新しい時代を動かす「右脳的」な特質

これまでの時代を象徴する「情報の時代」を牽引した「左脳的」能力は今日でも必要ですが、もはやそれだけでは足りません。 創作力や共感、喜び、意義など「右脳的」な特質がこれからの世の中で重要な要素になるのです。

新しい時代を動かす力は、右脳的能力が生み出す新しい思考やアプローチです。 そして、右脳主導思考に必須な2つの能力が「ハイ・コンセプト」と「ハイタッチ」です。

ハイ・コンセプト(創造力全般)

  • 規則性を見出す能力
  • チャンスを見出す能力
  • 芸術的で感情に訴える美を生み出す能力
  • 人を納得させる話のできる能力
  • 一見ばらばらな概念を組み合わせて、何か新しい構想や概念を生み出す能力

ハイ・タッチ(コミュニケーション能力全般)

  • 他人と共感する能力
  • 人間関係の機微を感じる能力
  • 芸術的で感情に訴える美を生み出す能力
  • 自らに喜びを見出し、また、他の人々が喜びを見つける手助けをする能力
  • ごく日常的な出来事についてもその目的や意義を追求する能力

失敗から育まれる創造性

AI時代を生きる子どもたちに必要なのは、正解のない学習方法です。 試行錯誤を繰り返す中で、失敗から自分なりの答えを見つけ出す中でアイデアが生まれ「創造的な考え方」は育まれるのです。

試行錯誤、つまり「失敗」を繰り返すことはSTEAM学習では重要なエッセンスになっています。 1人1人が異なる答えを出す世の中において、多くの失敗をして、そこからたくさんのことを学んで次の成功につなげていくことが重要です。

幼少期からできるだけ早く失敗を経験することができれば、もう一度挑戦する機会もその分だけ増えます。 挑戦する回数が多ければ多いほど、成功する回数も高まります。

早いうちからどんどん失敗をして、失敗を苦にせず、むしろ失敗を楽しめるぐらいの気持ちで取り組んでいくことが、 「目標に向かって頑張る力」「他の人とうまく関わる力」「感情をコントロールする力」などの非認知的能力を育んでいくのです。

また、論理的思考力はコーディングなど物事の順番を上手く組み立てることによって育まれるますが、 「あそぶ!天才プログラミングの学校」では、むしろ最後のアウトプットのところでどう表現するかという「センス」や「感性」を重視しています。

いま「ここにないもの」を思い描き創る、これが人間の創造性であり、「アート」です。 感性を育む「アート」の学習をグループによる共同作業によって学んでいく、21世紀型の学習プログラムがここにあるのです。

藤原和博氏セミナー「親は子供に何を残せるのか」 藤原和博氏セミナー「親は子供に何を残せるのか」