次世代ニュースNEWS

2020-01-24:

国際スピーチ || ネルソン・マンデラ

1990年 反アパルトヘイト特別委員会総会会合

アパルトヘイトという汚点を人類の歴史から消し去ることはできません
「もうたくさんだ」という声を上げるのにこれほど長い時間がかかったという事実は、良心ある全ての人々に、永遠の非難と課題となって残るでしょう。

1993年 国連総会南アフリカ会合

白人による少数支配が終わりを告げる日が決まりました。7ヶ月後の1994年4月27日、南アフリカのすべての国民は、ジェンダー、人種、肌の色、信条による差別なく政府を自分達で選ぶという歴史的行為に参加するのです。

半世紀前、人類同士の戦いを過去のものとするために集まった著名な指導者たちにとって廃墟から立ち上がる煙は、戦争という起きてはならなかったものを記すモニュメントになったのでした。

国連はその役割とあり方を見直し仕組みを変えなければなりません。世界の多様性を真に反映し国際関係のシステム全般、特に安保理における権力の行使において国家の平等を確保すべきです

1998年 第53回総会

人間らしく生きるための権利を否定されている人の数は毎日、数億人に上ります。貧困ゆえに、そして、食料、雇用、水と住居、教育、医療、健全な環境といった基本的なニーズを手に入れられないために・・・

私は故郷の村クヌに腰を下ろし、大地とともに歳を重ねながら、祖国、地域、大陸、そして世界中の新たな指導者たちに期待しし続けていきます。

私達のように自由を否定されたり三民にされたり、飢えに苦しんだり、人間としての尊厳を奪われたりする人々を二度と出すことがないように

パン・ギムン事務総長は
「ネルソン・マンデラ氏は、生きながらにして国連の価値観を体現している。彼こそが模範となるグローバル市民だ」と語りました。

藤原和博氏セミナー「親は子供に何を残せるのか」 藤原和博氏セミナー「親は子供に何を残せるのか」