次世代ニュースNEWS

2020-01-24:

なぜアマゾンのジェフ・ベゾスは宇宙を志すのか?

情熱は選ぶものではない、選ばれるものなんです。

わたしが5歳でニール・アームストロング船長が月面を踏んだあのときから

私は宇宙ロケットやロケットエンジン、宇宙旅行に魅了されました。

SF小説もよく読むようになりました。

宇宙に関する何かをしたいと人生をとおしてずっと思っていたのです

地球を見てください。地球はすばらしい。

私のヒーローであるジム・ラベル氏はアポロ8号でつきを周回している途中にすごいことをしました。

腕を伸ばし、親指をだして地球に合わせた彼は指先で地球が隠せてしまうことに気づいたのです。

今まで学んだことが全て親指の中に隠れてしまいました。

そして素晴らしい名言を残るのです

「死んだら天国に行きたいと昔から言われてきたがあの瞬間、天国は生まれたときに行くんだときづいた。天国は地球にあるんだ。」と

カール・セーガン氏も美しく残しました。

「この青い点であなたのしりあいや、耳にした人物がこれまで生きてきた全ての人間が生きてきたのである。宇宙と言うアリーナの、小さな舞台にて。」

いままでの人類の歴史では気球はあまりにも大きなものでした。人類は小さかった。でも今はそうではない。

地球はそこまで大きいものではありません。人類の方が大きいのです。

まず第一に、私は宇宙に関心があり、5歳のときから宇宙について考え、勉強してきました。

しかし、この仕事をする理由はそこにはなくこのままだと人類は恒常化してしまうからやるのです

恒常化した未来には希望など無く、後世に成長のない文明には生きてほしくないのです。
私達は現在、ダイナミックな成長や変化を遂げている文明の中でいきています。

そして、その原動力となっているものはなんなのか考えて見ましょう...

長期的にみて実在する根本的な問題、それはいずれ地球上のエネルギー資源がなくなってしまうこと、これは計算とかではなく確実におきるのです。

動物としての人間は1人辺り97ワットの電力を使います。新陳代謝を電力換算した数値です、しかし、先進国では一人当たり、1万ワットの電力を消費しその利益を十分に享受しています。

私達は力強く成長する時代の中に生きているのです。

あなたは祖父母よりいい環境にいたのです。

これは私達がエネルギーを収穫し利益となるように活用することができたからです。

200年前、84時間はたらいてやっと人工的な光を1時間分生産することができました

いま、1時間のひかりをせいさんするには1.5秒働くだけでいいのです。

私達はろうそくから石油ランプ白熱電球からLEDへと移行してきました。

計算効率も1兆倍もの増加を実現しています。

現代の処理装置は毎秒1千ワットの電力があれば17兆もの計算をおこなうことができます。
さぁ、こんなにも効率がよくなった私達はどうするのでしょうか?

もっとこの技術を活用するようになります。

人工的な光ややすくなり、たいりょうにつかうようになり、航空輸送も安くなったので頻繁に使うようになりました。

コンピューターもそうです故にスナップチャットが存在するのです。

終わりなき需要が限りある資源に直面するとどうなるのでしょうか?

答えは非常に単純

「分配」です

これが私達の辿る道です。

この道は人類史上初めてあなたの孫達が良い暮らしをしないと未来を生きることになるのです。

これは良い道とはいえません。

しかし、良い知らせがあります。それは実用的な理由で太陽系へと進出すれば無限の資源があるということです

さぁ、私達には選択肢があります。現状を維持し、分配していくか、もしくは力強く成長していくかこれは簡単な選択だと思うのです。答えはもう決まっており、後は動き出すことなのです。

もし太陽系に進出したら人口も何兆人いたってかまいません。ということは何千人ものモーツュルトやアインシュタインがいると言うことです。

これは素晴らしい文明になります。

取り換えのできないこの美しい惑星を守る以外の選択肢はありません。

絶対に守らなければいけませんし孫達の孫の繁栄を追及することを諦めてはいけません。

誰がこの仕事をやるのか、私ではありません。前列にいる子ども達そしてその子ども達がやるのです。

これは大きなビジョンで時間が掛かります。具体的には君達は新たな産業を築きあげていきます。

何千もの会社がこの仕事に取り組むようになります。

新たな企業活形態、エコシステムが解放され、想像豊かな人たちが宇宙の活用法に閃く

アマゾンの話を一つさせて下さい。1994年に私はアマゾンを始めました。

アマゾンが機能するために必要な重量物を取り扱う技術インフラはすで存在し新たに荷物を運ぶ運輸システムを作る必要はありませんでした。

すでに存在していたのですこれから1からつくるとなると何億ドルもの資金が必要です。支払いシステムもそうです1から作っていたら何億ドル、何十年と掛かったことでしょう。

しかし、それもクレジットカードというかたちで存在していました。

何億ドルとかかる通信ネットワークも作る必要はありませんでした。これもすでにAT&T社などが長距離電話をするために既に作っていたのです。

インフラは起業家に最高の機会を与えます。ここにいる子どもたち、そしてその孫達がコロニーを作ることになります。

この世代、私達の世代はそれが実現できるようにインフラを整えることです。宇宙への道を敷くのです。

そこから素晴らしいことが起き始めm創造的起業、学校の寮内から始まる宇宙起業が出てきます。

これは素晴らしいビジョンかもしれません。何一つ簡単なことはありませんが、皆さんを鼓舞したいのでこう考えてみて下さい。

「大きなことはちいさな所から始まる。」と一人の人間にとって小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。

藤原和博氏セミナー「親は子供に何を残せるのか」 藤原和博氏セミナー「親は子供に何を残せるのか」