身につく力
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問題
解決力空間認識、分岐や繰り返しによる自動化、最短経路の探求やタイミングを合わせる時間設計などを学び、プログラミング的思考による問題解決能力を身につけます。
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創造力
ダンスや音楽、物語をつくりながら「創造」を体験します。現在あるものをよく観察し、型を学び、 何度も組合せを変えて試すプロセスを繰り返し、誰もが創造できることを学びます。
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協働力
数人のチームやクラス全員でグループワークに取り組みます。ゲームに勝つために作戦を立てたり、 より多くの人が楽しめるようにゲームのルールを工夫したりする中で、多様な解決方法が生まれるプロセスを体験します。
学習テーマ
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空間認識
プログラミングでは、直感に頼ることができません。従来とは違った空間認識を身に付け、 今後普及するロボット操作に対して、正確な方向や距離を把握し、指示することができるようになります。 また、図形を定量的に表現するために、面積、重さ、容量などへ思考を発展させる必要があります。
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自動化
ロボット警備や清掃、工場のラインなど、決められたことを繰り返しながら、何らかの異常が見つかったらそれに対応する、 というシーンはいたるところで見られます。「決められたことを繰り返す」「もしも○○であった場合、通常とは違う動きをする」 という設定は、自動化の基本になります。
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時間
時間の概念は大変重要です。「適切な時間で〇〇をする」という観点は、調理や洗濯など、人の活動を自動化することができます。 また、音楽を創作する際のリズムやコード進行も時間の概念で成り立っています。 コンピューターに正確な時間を伝えることで、人に役立つものを創ることができます。
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経路
コンピューターに効率的な物理作業をさせるには、経路の検討が欠かせません。 自動車や電車の経路検索では、正確な地図や路線図があり、最適なルートを計算する数式がありますが、 それがどのような概念ででき上がっているかを学ぶことは、将来、AIを使いこなす人材になるための第一歩です。
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創作
音楽、ダンス、演劇、映画などの創作プロセスでは、それまでの歴史の中で創作された様々な型が活用され、 少しずつ変化を加えながら次の時代の創作がなされています。 現在あるものをよく観察し、型を学び、何度も組合せを試すプロセスを学ぶことによって、 誰でも創作ができることを体験します。
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コミュニケーション
コミュニケーションにも型があります。 新人社員研修の「ビジネス・コミュニケーション」では、ビジネス界における常識、感覚、受け取り方を理解し、型を学びます。 相手に自分の意図が伝わるコミュニケーションの型を探りながら、コンテキストに応じたコミュニケーションについて考えます。