ソフトバンクグループ会長兼社長 孫正義氏が若い世代へ贈るメッセージ
孫正義氏は、教育が果たす役割はとても大きい物だと語りました。
現在、日本の教育は7割が暗記重視で3割が思考という割合です。
そのバランスを反対にすべきだと孫氏は語ります。
これからの日本の社会はマネする事ではなく生み出す事が必要であり
"ビジネスモデルを新しく作る" "テクノロジーを新しく発明する"
という方向に進まないと先進国のポジションは保てません。
孫氏は16歳の頃に渡米をしました。
そこで受けた学校教育は思考重視でした。
暗記ではなく考えて解く方法を学び、創造性をどんどん活性化させていくアメリカの教育の現状を知りました。
「若いという事は無限大の夢があって、自分のもった夢に自分の人生は概ね比例する結果を生む」
と孫氏は語ります。
夢はできるだけ大きくもったほうが良い。
そして、夢を達成できる人とできない人の唯一の違いはその夢をどのくらい心の底から達成したいと思うかであり、強い決意をしてその夢の達成に向かって恐ろしいまでの情熱でどれほど努力をしたのかという事だと語りました。
夢を描き、それがある種の”自分の人生に対するビジョン”になる。
自分の夢を明確に持たずに、自分の人生に対するビジョンも持たずに、ただ生きていく為だけに働き"今は現状それしか仕方がない"と言っていると人生はあっという間に終わります。
「現実が厳しいからこそ "自分の夢" "自分の人生に対するビジョン" を僕はしっかり持つべきじゃないかなと。
志、高く。」
若い世代へ孫氏から贈るメッセージです。